建築実例
基本情報
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家族構成夫婦 + 子供2人
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所在地稲沢市
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延床面積89.42 ㎡ (27.5坪)
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UA値0.42 W/㎡K
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C値0.15 ㎠/㎡
ツインルーフハウス
東に片流れの2つの長い棟を連結した配置です。
北側の棟は緩い屋根勾配で、南側の棟はもう少し長くてもう少し急勾配。
この2棟の組み合わせが、北東のアプローチ道路に対してリズミカルに分節された印象的な外観をつくり、低く構えた庇が南の光を導きつつ親しみやすい前庭空間をつくりだしています。子供室は気兼ねなく友人を招いて、独立した子供たちの世界を実現させてあげたいとの方針で、リビングからは一定の距離をとって、玄関から別動線でアクセスできる配置としました。
南の棟は、LDKと全ての居室が日当たりの良い南の庭に広く面して横並びで収まります。
LDKの勾配高天井が西へ伸びた先がロフトに連なり、縦方向への空間の広がりも感じられるようにしました。
平屋による生活のしやすさと、生活から少し離れた異空間となるロフトの両立、というクライアントの要望を叶えたものです。
建築家/宮武 淳夫(Atsuo Miyatake)
1973 京都生まれ
1998 関西大学大学院工学研究課建築学専攻博士前期課程修了
1998-2005 遠藤秀平建築研究所勤務
2005 宮武淳夫建築+α設計設立
冬用の空調に「床下エアコン」を設置。一般的なエアコンを利用して床下に暖気を送って家全体を暖める床下エアコンは、住宅のどこにいても快適な温度を保ちます。
エアコンをルーバー扉で隠して統一された空間に。
LDKの勾配高天井が西へ伸びた先がロフトに連なり、縦方向への空間の広がりが感じられます。
スリット窓からの光で自然に目が覚める寝室
外観のスケッチパース