建築実例
-
家族構成ご夫婦
-
所在地江南市
-
延床面積84.46㎡(25.54坪)
-
UA値0.35W/㎡・K(断熱等性能等級6)
-
C値0.1㎠/㎡
趣味も家族の時間も、友人との楽しいひとときも楽しめる暮らし
アウトドアや旅行を楽しむご夫婦のために設計された、おうち時間をゆったりとくつろげる平屋の住まいです。開放感あふれる高い天井のリビング、落ち着きのある和室、使いやすさにこだわった造作キッチンが、暮らしにゆとりをもたらします。
リビングには大きな窓を設け、庭と室内が自然につながる開放的な空間に。窓から続くタイル敷きのテラスでは、友人とホームパーティーなど楽しいひとときを過ごせます。
さらに、登山や狩猟を趣味とするご主人のこだわりが詰まったホビールームには、キャンプ用品や狩猟道具をすっきり収納できるスペースを確保。他にも大容量のシュークロークや道具の手入れに便利な屋外洗い場も完備し、趣味を存分に楽しめる設計となっています。
この住まいを設計した建築家
おとなの遊び場
敷地は静かな住宅街の一角にある。周囲は住宅が比較的ゆったりと建っており、南側の建物とも距離があるため、広く開けており日当たりが非常によい。
地盤が道路よりも1mほど高くなっていて高低差を利用できないかと考えた。
敷地は充分に広く、車の停め方、建物の配置ともに自由がきくため、駐車スペースを北側とし、素直に南に向かって開くこととした。
建物を高くなった地盤に置き、道路からの視線と室内から外を見る視線に差ができることでプライバシーの確保をする。
地盤の高低差は緩やかな法面とすることで、住宅街の中で隔離するのではなく、優しい雰囲気にしたいと考えた。
外観は軒を出した変形の切り妻屋根とし、角の立たないシンプルな外観としつつ、汚れが目立ちにくい濃いめのグレーとすることでかわいくならないようにした。
内部はご友人が多いご夫婦なので、メインスペースと和室とその奥がつながる配置とすることと、大きな窓で庭と内をつなげることで広く感じる配置とした。
キッチンを中心に大人数のパーティーにもたえることができると思う。
ご主人の趣味スペースや奥様の趣味のスペースとなる和室もしっかり確保して、気兼ねなくやりたいことをできるような配置となるように考慮した。
仲の良いお二人がキッチン、リビング、庭、和室など様々な居場所を楽しんで暮らせる家になれば良いと思う。
建築家/三浦 直樹(Naoki Miura)
1982 滋賀県生まれ
2005 京都造形芸術大学芸術学部環境デザイン学科卒業
2005-2013 横内敏人建築設計事務所
2013 三浦直樹建築設計事務所
建築実例:30坪以上に感じる一階完結型の家 , 穏やかな日常を彩る中庭の家
家事動線の中心に配置されたキッチンは、無垢のナラ材を使用した造作キッチン。L字カウンターダイニングはダイニングテーブルの機能を兼ね備え、LDKを広く使えるのも魅力です。
お料理をしながら家族やゲストとの会話が弾みます。
玄関からは「お客さま動線」と「家族動線」の2方向に分かれた動線設計を採用。大容量の収納スペースを生かし、居住空間を常にきれいに保ちながら、ゲストを気持ちよくお迎えすることができます。
大容量のウォークスルークローゼット。和装がお好きな奥様の着物や和小物を大切に保管できます。
玄関から続くシュークローク、クローゼット、水廻りを繋ぐ回遊動線は、毎日の家事動線をスムーズにし、暮らしにゆとりをもたらします。
家全体と調和した造作の洗面スペース。好みのデザインや使いやすさを叶えた、毎日の身支度が楽しくなる空間です。
登山や狩猟を趣味とするご主人のためのホビールームは、バックパックやキャンプ道具をすっきり収納できる棚やフックを備え、使いやすさにこだわりました。
冬は暖かく、夏は涼しい家を目指し、自然の力を活かして快適な暮らしを実現しています。
冬は東南向きの大きな掃き出し窓から低い太陽の日射をたっぷりと取り込み、暖房効率を高めて室内を暖かく保ちます。一方、夏には軒の出が高い位置の太陽光をしっかりと遮り、室温の上昇を防ぎながら涼しく過ごせるようになっています。エアコンや暖房に頼りすぎず、光熱費を抑えながら一年中快適な暮らしを実現したお住まいです。