一宮市で建築家と建てる新築・注文住宅なら(株)河合工務店「お知らせ・コラム」ページ

お引き渡し後からスタートする新居での暮らし。河合工務店は最長60年の長期保証によるアフターサポート・メンテナンス体制を取り入れており、お客さまの快適な暮らしをサポートしています。
今回は河合工務店のスタッフが、建築後5年を経過したお住まいを定期点検で訪ねました。

私が河合工務店に入社してから、ご縁があってお引渡しまでお付き合いさせていただいた方々と最近よくお会いします。5年点検です。

家づくりは建てておしまいではなく、そこから生活は始まります。

私たちは施主様の生活の場となる器づくりをお手伝いしており、主役は施主様です。だから、その後どのように暮らされているかはとても興味深いですし、私たちも勉強になります。家づくりを考えられている方にとっても、とても気になるところではないでしょうか。

ある日の5年点検。

まずは外観からぐるりと見渡します。黒1色の外観ですが目立った汚れもなく(当たり前ですが、、、)新築当初と比べて外観はほとんど変わりません。ただ、シンボルツリーとしてのシマトネリコの成長が時間の経過を物語っています。

新築当初はまだまだかわいい高さのシマトネリコが、

5年経つと、こんなにしっかりとしたシンボルツリーになりました。

家の中にお邪魔すると、建築当時は白っぽく明るい色だったパインのフローリングが、

飴色に変化し、こんなに渋く育っていました。

無垢のパイン材は足なじみもよく、柔らかいので傷はつきやすいですが、経年変化でとてもいい味わいになっています。

点検を終えてご主人様と昔話をしていた際に、ふと気になったことを聞いてみました。

―「家の性能」について、当時どんなふうに思ってましたか？

正直に言うと当初、性能はどちらでもいい、という感じでしたね（笑）。家づくりの依頼先を検討する中で「家の性能」について初めて知りましたが、ただ、あればいいかな、という感じでした。だって実感なんてできないじゃないですか！ただ今は実際に住んでみて、たしかに夏は涼しくて冬は暖かいので、我が家に性能があってよかったとは思います。

―それでは、建築家からのプラン提案はどうでしたか？すんなり受け入れられましたか？

プランは私たち夫婦が想像していたものとは全然違いましたが、二人とも「専門家の意見は聞くべき」と思っていたので、嫌とはなりませんでしたね。効率的かつ実用的なことが好きですし、プランの成り立ちについて説明を受けているうちに、すべてに理由があって出来上がったプランだと納得がいったので、特に変更点はなかったです。あとは妻が家で過ごすのが好きなので、その楽しみを叶えられる家にしたいというのはありましたね。家づくりで大事にしたかったのが、やりたいことよりもやりたくないことをしないでいられる生活でした。個室とか余分なスペースは欲しいかなと思った時もありましたが、一番叶えたかった広いリビングが犠牲になるので、やっぱりいらなかったですね。

―お子様も大きくなりましたよね。今2人とも高校生ですか。子ども室3.75畳って実際どうですか？

広くはないですが、ベッドと机は置けるので問題ありません。
子どもはいずれ親元を離れて独立します。子ども部屋が6～8畳もあったら、その部屋でほぼなんでもできちゃいますよね。風呂とトイレだけ別にあって借りて住むみたいな、そんな空間は要らないと思います。自立していないのに完結した自分の空間があるのはどうなんだ？というのが我が家の価値観ですね。

などなど、さすが住み続けて5年目、いろんな言葉に説得力があります。
住んでいる方が毎日の暮らしを楽しんいる様子を見られのは本当にうれしくなります。
今後ともよろしくお願い致します。