家づくりの記録コラム

2025.04.20

【一宮の家】一年点検(クロス補修工事)

【一宮の家】一年点検(クロス補修工事)

皆さんこんにちは🐈村田です

 

春なのか・・・?

さすがにお昼は暑いのですが、急に寒い日もあったりするし、

ヒートテックっていつやめればいいの・・・。

 

 

 

さて

一宮モデルハウスが完成したのは2024年2月・・・なのでちょうど1年くらいが経ちますね。

 

今年の5月末で村田は入居1年を迎えます🏠

 

皆様のお家と同じように、モデルハウスも「一年点検&補修」に来ていただきました!!

 

と言ってもですね、点検するところは特になく・・・

だって何かあれば出勤時に社長に直接報告しているから(笑)

決してクレーマーとかではないですからね!

すぐに伝えられるのは河合工務店の社員の特権です!!

 

と言いますが2カ月くらい前には、一度床下に潜っていただいて、点検済み。

 

 

ということで、今回は点検よりも補修!

メインはクロスの補修!

 

 

今回修正する箇所・・・出角と呼ばれる角の「クロス浮き」

 

 

 

木造住宅あるあるなのですが、お引渡し後1~2年くらいで家本体の木がかなり動きます。

“馴染んでくる”との言い方が正しいですね。

 

建築に使用される木材はJAS規格では〇%以下と定められています。

たとえば集成材は15%、構造用製材や造作用製材は20%以下など。

 

そこから家が完成し、実際に住むようになれば生活の中で発生する湿度、空調設備などによる乾燥、様々な環境で少しずつ木が馴染んでいきます。

個人的に目で見て分かりやすいのがフローリング、

河合工務店は無垢床なので、冬の時期は床材の間に隙間ができて、梅雨の時期は隙間が小さくなっています。

 

壁や天井にクロスは貼りますが、木が膨らみ、乾燥するとクロスとクロスのジョイント部分に切れ目のような隙間が見えてきます。

そのせいもあって、出角部分の部材とパテ、クロスが浮いてきてしまいました。

 

木造住宅においてこれは仕方のない事なので、

河合工務店ではどのお客様にもお引渡し後に、補修に入らせていただいています。

 

 

ということでまずは「出角のクロスの浮き」がこんな感じ↓

 

と、「クロスのジョイント隙間」はこんな感じ↓

 

これは伝わっているのだろうか・・・。

 

みんながみんなこうなるとは限りません。

住み方も違えば家の形も、土地も違うので補修度合いはそれぞれ。

(正直、ここまで浮いてきた物件を見たのは初めて・・・。私の生活の仕方が悪いんかな💦)

 

こういった部分が数か所あったので、これを機にすべて綺麗にしていただきました🌟

 

 

朝9:00業者さん到着・・・

普段なら寝てるし、パジャマだけど、さすがに服には着替えました。

あとコンタクトにもしました。えらい。

(化粧はパスしました。あは)

 

到着後、段取りを確認をしてくださって、床が汚れないように①養生をしてくれて

 

そこからクロス張替えの為、②クロスはがし!

ちょうどこちらは出角の部材をはがしているところ。

クロス屋さん30年のベテラン職人さん👷

いつも気さくでとても綺麗に仕上げてくれて、嫌がらずに沢山教えてくれるから大好きな職人さんです。

 

イケメンさわやか職人さん

静かで真面目で、猫アレルギーでくしゃみ止まらないのに文句も言わず作業をしてくれていました。

「花粉症ですかー?」って聞いたら

「猫が・・・」と

そのあとくしゃみするたびに「ごめんなさい~( ;∀;)」って。

 

 

面白いくらいクロスがするするめくられているので、

私にもやれるかも!なんて

 

「私もめくっていいですか?」とめくり方を教えていただきました!

 

「カッターで切り込み入れて、端をめくって~」

なんて教えてくれたのですが、これが本当に難しくて・・・。

 

職人さんがめくったクロスは一枚一枚が大きくて、

するするする~と気持ちよくむけていくのですが

 

 

私がめくると

かすかすの切れ切れ、全くできない、難しい。

職人さんが凄いんやって、簡単に私にも出来そうだなんて1ミリでも思った私がバカだった・・・

職人さんはすごいんだな、としょんぼり。

無駄にちょっとクロスに落書きしちゃいました。クロスに落書きをするのも背徳感。

 

職人さんの手元をもう一度見て、カッターの傾きとか、コツも教えてもらって

なんと後半は成長🌟

職人さんは教えるのもすごかった。

 

私が一番小さい面積を任されていたのだけれど、全然職人さんの方が早くて、

これ以上は迷惑になると思ったのでバトンタッチいただきました。

(バトンタッチも爽やかだった・・・)

 

全てのクロスをはがし終わり、お次は③パテ処理(石膏や樹脂などが入っているそう)。

プラスターボード(石膏ボード)の隙間やビス(釘)の頭をフラットにするために埋めていく作業。

 

パテを乾かしている間にお昼休憩~🍙

 

 

パテが乾いたら④やすりで表面を綺麗に削っていく

 

この作業はやるのとやらないのじゃ全然違うらしい・・・

見た目はあんまり変わらないし、パテもすごく綺麗に仕上げられていたのに、それでもやすりを使うと仕上がりが全然違うとの事。

これをやらなったら社内検査で指摘が上がるよと言われました・・・(笑)

 

 

次に⑤機械でクロスにのりを付ける

昔は刷毛だったんだよーって今は電子ピアノくらいのサイズの機械でのりつけ。

均等にのりを付けて、のりが付いたクロスを面積に合わせて切って、簡単にたたんで、運ぶ。

なんだか機織り機みたいで、見ているのがおもしろかった(笑)

 

そして仕上げ⑥貼っていく

 

これがもうあっという間で、本当に早くて早くて、

これもまた面白いくらいさらっと壁に貼られていって、カッターでカット。

あまりにも早くて、簡単そうに見えるけど絶対に簡単ではないから

やらせてくださいとは言わなかったです。

でも見ているだけでも楽しかった🌟

 

 

「若いころは見られると緊張しちゃってた・・・」とお話されていましたが、

「そうですよね・・・すみません。」と言いながらガン見してました👀

目が離せないくらい面白かったです。

 

 

 

とても綺麗に仕上げていただきました🌟

 

 

終わった後は掃除機でお掃除してくださって、この日は17:00で終了。

お疲れ様でございます。

 

 

実はクロスをめくるときに気になっていたんですが、寝室では壁から10㎝くらいのところでガンガン加湿器を付ける生活をしており

大丈夫とは思っていたんですが、「壁体内結露」していたらどうしよう・・・なんてちょっと思ってました。

加湿器を近距離でつけていたなんて誰も想像しないくらい綺麗!

高気密高断熱×第一種換気×通気性クロスのおかげです。

 

 

 

今回クロス補修の裏では玄関扉の補修にも来てくださっていました。

無垢材や木外壁、木玄関などを取り扱っている業者さん。

 

ドアの開閉の度に「パキッパキッ」と音を立てていたのですが、ものの10分くらいでなおしてくれました。

嚙ませてある部品が悪かったみたい。

無垢床の良さ住んでいる感想を、聞かれてもいないけど語っときました。

 

 

実はこの裏では社長も来てくださっていました🐟

(🐟待ってます。失礼極まりないやつ)

トイレの造作収納の扉が開きにくくなっていたのでお直しくださって

と、小屋裏エアコンの確認も

結露などもなく、綺麗だそうで一安心。

実は「小屋裏エアコン【改】」計画を、今年の夏前に考えております。

さらに快適になることを願って・・・🌟

 

とってつけたような紹介で本当に申し訳ないのですが(本当に失礼なやつ)、

社長は最後に外周をぐるっとチェックしてくださって、次の現場に。

 

お茶も出せずに(忘れてたの💦)文句ばかり言う社員で、本当に申し訳ないですけど

快適に生活させていただいております。

社長の住む方角には足を向けて寝られません。感謝です。

本当に向けていないから!!ぎり向いていないから!!

 

 

そんなこんなで一年点検と補修は終わりました。

 

この先、60年間の点検は第三者業者さんが行います。

が、私みたいに社員でなくても何かあればお知らせいただけると嬉しいです!

すぐに駆け付けられることが、工務店のキョリの近さの良いところだと思います。

 

お困りごとがありましたらご連絡ください🌷

 

(第三者業者さんによる点検の詳細は3年点検を受けた小林のブログを確認ください。)

 

 

 

ではでは今日もありがとうございました🐈

 

平たい顔族代表の私、憧れの凹凸のある横顔です。