家づくりの知識
2025.03.01
土間空間を活かしたコンセプトを考える
土間空間を活かしたコンセプトを考える
土間は、昔ながらの日本家屋に見られる**「内と外をつなぐ中間領域」ですが、現代の注文住宅ではデザイン性と実用性を兼ね備えた空間**として再注目されています。おしゃれな外観を引き立てつつ、暮らしを豊かにする土間空間のコンセプトを考えましょう。
1. ライフスタイルに合わせた土間空間の活用テーマを決める
まず、**「土間をどんな用途で使いたいか?」**を明確にしましょう。
目的別の土間活用アイデア
- くつろぎのカフェ風土間
- 家の中にいながらカフェのようにリラックスできる空間
- 観葉植物やおしゃれな照明を設置し、落ち着いた雰囲気を演出
- アウトドア&趣味を楽しむ土間
- 自転車やキャンプ用品を収納&メンテナンスできるガレージ風土間
- 釣り・DIY・陶芸など趣味の作業スペースとして活用
- 子ども&ペットがのびのび過ごせる土間
- 雨の日でも遊べるプレイルームとして活用
- ペットの足洗い場や、泥遊び・水遊びができるエリアを設置
- 開放的な土間リビング&テラス
- 縁側のような開放的なスペースで、家族が集まる場所に
- 外とつながるテラスを設け、BBQやホームパーティーを楽しめる設計
💡 ポイント:「家の中にもう1つのプラス空間を作る」という視点で、土間の役割を考える。
2. 土間の配置と広さを決める
土間空間は家の一部なので、間取りとのバランスを考えた配置が重要です。
土間の配置アイデア
- 玄関土間(収納&動線を考慮)
- シューズクロークやコート掛けを設置して収納スペースに
- 玄関からリビングや庭へスムーズにつながる動線設計
- リビング土間(くつろぎの場として)
- ソファやテーブルを置いて、カフェ風の空間に
- 床暖房を取り入れ、冬でも快適に過ごせるように
- 土間ガレージ(趣味や作業スペースとして)
- ビルトインガレージにして車やバイクのメンテナンススペースに
- スポーツ用品・アウトドアグッズを収納できる大容量スペースを確保
- 中庭とつながる土間(外との一体感を演出)
- リビングやダイニングと土間をつなげ、開放感のある間取りに
- 植栽やウッドデッキを組み合わせ、ナチュラルな雰囲気を演出
💡 ポイント:暮らしにフィットする配置を考え、実用性の高い土間を設計する。
3. 土間空間をおしゃれに見せるデザイン要素
土間を取り入れることで、家の外観やインテリアに個性をプラスできます。
デザインの工夫ポイント
- 床材で雰囲気を演出
- モルタル仕上げ → 無機質でモダンな印象
- タイル張り → レトロ&ナチュラルな雰囲気
- 木材×コンクリート → 温かみとスタイリッシュさを両立
- 天井や照明でアクセントを加える
- 天井を板張りにすると、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に
- ペンダントライトや間接照明を取り入れて、おしゃれな空間を演出
- 観葉植物やインテリアで彩る
- 土間ならではの広い空間を活かし、大型の観葉植物を配置
- アイアン×ウッドの家具を組み合わせ、カフェのような雰囲気に
💡 ポイント:シンプルなデザインに+αの要素を加えて、おしゃれな空間を演出する。
まとめ
土間空間をおしゃれで快適にするためには、以下のステップを意識しましょう。
土間空間のコンセプト設定の流れ
- ライフスタイルに合わせた活用テーマを決める(カフェ風・趣味・ペット・アウトドアなど)
- 土間の配置と広さを考える(玄関土間・リビング土間・ガレージ土間など)
- デザイン要素を工夫する(床材・照明・インテリアでおしゃれに演出)
これらを意識して設計することで、土間空間が単なる玄関スペースではなく、**暮らしを豊かにする「プラスワンの空間」**として活用できます!
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