家づくりの知識

2024.12.11

年収700万円で5000万円の住宅ローンを借りる

北名古屋モデルのLDK


「年収700万円で5000万円の住宅ローンを借りる!安心の返済プランと購入事例」

住宅購入を検討していると、「5000万円もの借入ができるのか?」という疑問が頭をよぎるものです。しかし、年収700万円があれば、しっかりとした返済計画を立てることで無理なく借り入れが可能です。本記事では、年収700万円を基にした5000万円の借入条件や返済シミュレーション、具体的な購入プランをご紹介します。


1. 年収700万円で5000万円を借りる条件

金融機関では、住宅ローンの返済負担率(年間返済額が年収に占める割合)を基準に借入可能額を判断します。一般的な返済負担率の上限は**35%**です。

  • 年収700万円 × 35% = 年間返済額245万円
  • 毎月の返済額 = 245万円 ÷ 12 ≒ 20.4万円

この条件下で、5000万円の借入は十分可能です。ただし、無理のない生活を送るには、返済負担率を**25~30%**に抑えることをおすすめします。

  • 安全な返済比率:
    • 年収700万円 × 25% = 年間返済額175万円(毎月約14.6万円)
    • 年収700万円 × 30% = 年間返済額210万円(毎月約17.5万円)

2. 金利別シミュレーション:5000万円を借りた場合

以下は、35年ローンで5000万円を借りた場合の金利別返済シミュレーションです。

金利 毎月返済額 年間返済額 総返済額
1.0% 約14.2万円 約170.4万円 約5965万円
1.5% 約15.2万円 約182.4万円 約6385万円
2.0% 約16.5万円 約198万円 約6930万円

ポイント:

  • 金利が低ければ月々の返済額が抑えられ、総返済額も大幅に削減可能です。
  • フラット35や長期固定金利を利用して、金利変動のリスクを避けるのがおすすめです。

3. 購入プランの具体例

購入プラン1:名古屋市郊外の庭付き一戸建て

  • 物件価格:5500万円(土地2500万円+建物3000万円)
  • 頭金:500万円
  • 借入額:5000万円
  • 毎月返済:15.2万円(35年ローン、金利1.5%)

広々とした土地付き一戸建てなら、家族4人でも快適に暮らせます。名古屋市郊外ならこの価格帯で駐車場2台分のスペースやファミリー向けの間取りが選べます。

購入プラン2:名古屋市内駅近マンション

  • 物件価格:5000万円
  • 頭金:0円(全額借入)
  • 間取り:3LDK、専有面積75㎡
  • 毎月返済:16.5万円(35年ローン、金利2.0%)
  • 管理費・修繕積立金:約2.5万円

駅近のマンションなら、通勤や通学の利便性を確保できます。資産価値が維持しやすい点も魅力的です。


4. 年収700万円で5000万円を借りるポイント

5000万円を借りる際には、以下の工夫を取り入れることで安心して返済できます。

① ボーナス払いの活用
年間2回のボーナス払いを加えることで、毎月の返済負担を軽減可能です。

毎月返済額 ボーナス払い(年2回) 年間返済額
約13万円 20万円×2回 200万円

② 共働きで世帯年収を増やす
配偶者の収入を加算すれば、世帯年収が900万円以上になることも。これにより、返済負担率がさらに軽減されます。

③ 住宅ローン控除の活用
高気密・高断熱住宅や長期優良住宅では、住宅ローン控除が最大500万円受けられる場合もあります。これを利用することで、実質的な負担が軽減されます。

④ ランニングコストを抑える
高断熱・省エネ性能の高い住宅を選べば、年間の光熱費を15~20万円削減できます。浮いたコストを繰り上げ返済に充てることで、総返済額を減らせます。


5. 実例:Aさん夫婦のケーススタディ

プロフィール

  • 世帯年収:700万円(夫フルタイム+妻パート収入)
  • 家族構成:夫婦+子ども2人
  • 購入物件:名古屋市郊外の新築一戸建て(5500万円)
  • 頭金:500万円
  • 借入額:5000万円

月々の支出例

項目 金額
住宅ローン返済 15.2万円
管理費・光熱費 2.5万円
教育費 3万円
食費 6万円
車維持費 3万円
貯蓄 5万円
その他 7万円

Aさん夫婦は、ボーナス払いを活用しながら将来の繰り上げ返済も計画しています。これにより、生活費に余裕を持ちながら5000万円のローン返済を実現しています。


6. 未来を見据えたライフプラン

① 教育費の準備
子どもの教育費を考慮し、月々2~3万円を積み立てることで、高校・大学進学時に備えます。

② リフォームや修繕費用
住宅購入後15年程度でリフォームが必要になる場合があります。毎月1万円を積み立てておけば、将来の負担を軽減可能です。

③ 繰り上げ返済の実施
ローン開始後10年以内に100万円の繰り上げ返済を行うと、総返済額を約200万円削減できます。


まとめ:年収700万円でも5000万円の借入は可能!

年収700万円でも、無理のない計画を立てれば5000万円の住宅ローンを借り入れることができます。以下のポイントを押さえて、理想の住まいを手に入れましょう。

  1. 返済額は月々の手取り収入の30%以内に抑える
  2. 住宅ローン控除や補助金制度を最大限活用する
  3. 将来のライフイベントに備えた資金計画を立てる

この記事を参考に、安心してマイホーム購入の第一歩を踏み出してください!


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