現場レポート

2024.07.23

小屋裏エアコン 一宮市

河合工務店の河合です。建築家と創る高気密・高断熱住宅の一宮モデルハウスではいろいろなことを実験しています。

その一つに小屋裏エアコンを採用。

その中で分かったことをお伝えしています。

小屋裏エアコンには給気口と機械排気が必ず必要です。河合工務店では給気のためにガラリ付き天井点検口を設けています。各部屋にはエアパス換気扇を通じて冷やされた空気を送り届けています。

寝室と趣味部屋は部屋の容積的に小さいので、かなり有効でした。

ただリビングは天井高さも高く、部屋も大きいのでほかの部屋に比べてかなり部屋の容積が大きい。6月まではかなりいい感じで過ごせましたが、ここ最近の酷暑には・・・。今まで使っていたエアパスでは能力的には足らない。今回は弱風で今までより4倍の能力があるファンを設置しました。それも今までのエアパスよりも静か。

 

スイッチを入れて、体感しました。部屋の中が以前よりもはるかに涼しい。部屋の温度2℃ほど下がりました。

今回で分かったこと。当たり前のことですが、部屋の大きさに合わせてダクトの能力を選定。

後は住民の村田さんの実証体験をヒアリングしながら改善していきます。もう一つ分かったことは河合工務店の創る高気密・高断熱住宅はかなり性能が高い。