一宮市で建築家と建てる新築・注文住宅なら(株)河合工務店「お知らせ・コラム」ページ

庭の彩りは暮らしの中へと広がります。
河合工務店で住まいを建てられたお施主さまから「植物を楽しむ庭のある暮らし」についてお伺いしました。

家族構成　ご夫婦＋1人
所在地　愛知県犬山市
建築工法　木造軸組工法　2階建て
居住年数　1年目

空や光、周りの自然とのつながりを重視した住まい

よく濡縁に腰かけて過ごしています。中庭には僕の希望でイロハモミジを植えました。リビングから見える場所なので、季節感がわかりやすく樹形もすごく好きだったので、ぜひこれをとお願いして入れてもらいました。

実際、昼もいいのですが、夜は玄関の明かりに照らされて、小洒落た旅館みたいな風景になっていて、その夜の光景が一番気に入っているかもしれません！

明確なイメージはそんなになかったので、外構業者さんにお願する時も「お任せで」という形でした。もともと二人共、季節感が感じられる植栽に重きを置いていました。紅葉するイロハモミジとか、春に実をつけるブルーベリーとか、見た目や収穫などいろんなことが楽しめるというのを大事にしていました。

主に僕の趣味で入れさせていただきました。
外構業者さんにも最初、こういうイメージで建築家の方に聞いてもらいましたっていうプランをお見せして、それに沿うような形で造園してもらいました。

春になってどんどん新芽が出てきて、やっぱり毎日が楽しいですね！
まずは手始めにブルーベリーから収穫と思ってます。

家族の記憶がつまった庭がもたらす豊かな暮らし

アボカドの木を地植えしてみようかなと考えています。
あとは私たちの庭には思い出の植物が多くあります。うちの実家が建て替えられた際に庭もなくなってしまったのですが、そこに父方の祖父から譲り受けたツツジの木があって、それを挿し木で増やしています。今年は花を咲かせました！

他にも、妻の祖母の家に生えていた夏みかんの木が、新しく建て替える際に伐採されました。その夏みかんの実から収穫した種を今発芽させていて、そういうのを植えて育て続けていこうと思っています。
家族全員が最初はその意識を持っていなかったのですが、気がついたら周りにそういった植物が集まってきています。

いろんなところから縁があり、お隣さんからもスナップえんどうの苗をもらって育てています。今後も、そうした植物たちをベースに、どんどん増やしていけたらいいですね。

ご近所には植栽を植えているお家が多く、皆さん道すがら見ていかれることが多いんですよ。『これは何？あれは何？』と聞かれることもよくあります。この辺りの人たちが楽しみにしてくれているのを嬉しく思いますし、このような交流が続いていくことを願っています。

■インタビューを終えて

お施主さまのお庭には様々な樹種が植えられ、そのひとつひとつに木の種類が記されたプレートがかけられていました。人とのつながりを大切にしながら、自然を愛で、四季折々の草木を楽しんでいる様子が伝わってきました。
インタビューを通じて、自然と調和した暮らしの素晴らしさを改めて実感しました。そして、私たちも人々の心を豊かにする住まいづくりを目指して、日々の仕事に取り組んでいきたいと思いました。