家づくりの記録コラム
【一宮の家】気密測定 気密性は大事!!!
皆様こんにちは
河合工務店の村田です
新年の挨拶をするには遅すぎる・・・🎍
「”忙しい”って心を亡くす と書くから使っちゃダメなんだよ」ウェディングプランナーをやっていた時に言われてから、使うのをやめようっっ思ってる村田。
なので忙しいとは言いません。
ちょっとバタバタしてて更新が今日になってしまいました。
そんなこんなで初投稿です。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて今回はモデルハウス、気密測定のお話です。
住宅の気密性とは簡単に言うと「家の中の隙間がどれだけあるのか?」ということ。
隙間があると、室内の空気(温度)が外に逃げてしまうし、
外気の影響も受けやすいです。
(隙間風が入ってくる・・・ってやつです。)
私が住んでいる賃貸は、玄関ドアにポストが付いていて
しかも気密ポストみたいないいポストじゃないから常に半開き。
冷たい風が入ってきます。
気密性は低いお家です。
最近では気密って言葉を知ってる方も増えて、
性能一番を掲げている村田にとっては嬉しい限り。
耐震とか断熱ばかり注目されがちだけど、大事だから、気密性も。
一宮モデルハウスの気密測定は年末に行われました。
私は既に年末年始休暇中に入ってて、
本当は立ち会いたかったんやけど、その時間は予定が既に入ってて・・・残念。
速報はもちろん社長から連絡をもらいました。
お写真ももらえて大満足!
実際に施主様には気密測定に立ち会っていただく事が出来ますので、
建てられる際にはお声がけください!
気密性は機械で測ることができます。
ラッパみたいな大きい機械を家の中から外に向けて設置し測ります。
こんな感じです↓
家の空気を外に出してます。
何度も立ち会ったことあるけど、本当に「無」だよ。
空気を外に出すって想像したら、
室内にいると苦しくなるんじゃないか?とかって思ってたけど、びっくりするくらい「無」です。
ちょっと機械音がするくらい。
空気に色がついてたら分かりやすいのにって何度も思いました。
・・・煙炊いたらいいんじゃない?って今思いました!!
今度提案してみよう、気密測ってくれる業者さんに!
・・・数分後には機械から
速報がこんなレシートみたいに出てきます。
がガガガ・・・ウィーンって
速報結果【気密0.2】
完璧です。
(そりゃ欲を言えば0.1が良かったのだけれど・・・)
そういえば先日建築家の中嶋先生とご一緒させていただき、
「私は性能が大事なんだ」というお話をしました。
(設計プランを考える人の前で、性能が一番なんだなんてとんだ無礼者ですが)
先生から伺ったお話で、
気密住宅を初めて作った大工さんに、気密の取り方をレクチャーし建てたお家の気密測定を行ったら0.5だったとのこと。
当たり前のように平均して0.3取れるのは本当に凄いことで、
かなり気を遣ってくれている業者さんなんだと感じたんですよね。
って話してくださいました。
レクチャーして0.5、確かに何も言わずとも0.2をたたき出してくれる大工さんや業者さんは凄いことなんだと改めて感じました。
皆さんいつもありがとうございます。
(欲を言えば0.1とか言ってすみません)
昨年、私の担当したお家の検査結果が0.5で、「納得できないから隙間を探して測りなおして」って言ったこと。
申し訳なかったかなってちょっとだけ思いました。
0.5はR+houseでは基準内です。クリアなのですが、個人的には0.3がクリア値なのです。
自分は施工しないクセに、と思われるかもしれないですが
私が担当させていただく大事な大好きなお客様の家なんだもの。
安心して住んでもらいたいし、満足してもらいたい。
例えお客様がそこまでの性能を求めてなかったにしろ、
家も必ず劣化していくもので、
新築のお引渡しした時が一番新品で、
どんどん劣化していく時間には逆らえないのだから、
せめて一番いい性能でお引渡ししたいのです。
寒いなんて思ってほしくないんですよ、私が大の寒がりだから。
ずっとずっと快適で生活して欲しいんですよ、私が大の寒がりだから。
現場レポートでは、気密測定の再検査を行った時のことを、
社長は村田の圧って言っていたけど
私がお願いする前に、既に測定しなおしの依頼をかけてて、隙間探しをしてくれてて、
社長も同じ気持ちじゃないか!って思ったのよ。
その時のブログはこちら
何が言いたいかって、河合工務店は性能に力を入れているのです。
河合工務店では、施主様の生活にあわせた間取りプランでのお家づくりだから、
ひとつとして同じお家はありません。
だからこそ、一棟一棟必ず第三者の方に気密測定を行ってもらいます。
自分でつくって自分で測ったら意味ないもん。
甘く見ちゃうかもしれないし。
たまには気密測定で悪い数値が出ることもあります。
家は機械がつくっているんじゃなくて、人がつくるものだから。
そして何人もの人が集まってつくり上げるのだから何かしらミスもあると思います。
だからこそ、河合工務店では全棟気密測定をします。
このまま作業を進めて良いのか?確認の為、言わば中間検査のようなものです。
もし、大きい隙間があるのに気が付かづそのままお引渡しまで迎えてしまったら・・・
住んでてなんか寒いな・・・と思った時にはもう遅いのです。
・・・遅くはないかもやけど、後からクロスはがしたりなんやかんや、
やり直すのは勿体ないですよね、お金も時間も。
なんて話はさておき、後日気密測定を行ってくれた業者さんからはきちんとした報告書が届きます。
一部抜粋
きちんと細かい数字も入れて、計算しなおした資料が届きます。
「気密性能は少数第一位までの記載」と決まっているので少数第二位で四捨五入して、
今回の測定結果は0.2です。
本当は0.168。
モデルハウスは総2階28坪という大きさで、隙間はなんと18㎠。
凄くないですか!!
名刺より小さい隙間しかないんです。
隙間は0にすることは難しく、窓などが開いたり・・・と動くということは隙間があるということなので0なんて不可能に近いです。
気密0にしようと思うと住める家になるのかな・・・?
気密性能が高いと、エアコンの熱を逃がさないし、隙間風なんて皆無だし、換気機能もしっかり回るし、
換気が良すぎて乾燥するというデメリットもあるんだけど、
隙間がないと防音効果にも繋がって良いことがいっぱいです。
「気密がいいと息苦しいんですよ」とか言ってる住宅営業マンがいらっしゃるそうですが、
性能とはを1から学んで欲しいものです。
・・・ブラック村田でした。危ない危ない。
冗談はさておき、
本当のところどうなの?って気密って大事なの?って思われている方、
是非モデルハウスに遊びに来てください!
一度、体感してください。
ちなみに本日ご協力いただいた完成見学会では、
1階のみエアコンを20℃設定でつけてて、
2階の温度も22℃でした。
天気が雨だったのにも関わらず!
おいおい私んちはエアコン22℃で脱衣所11度だって。
ピーカンに晴れててもね!!😢
・・・辛うじて外よりは暖かいです。
さてさて今日はこの辺で。
今年も皆さんブログ読んでくれたら嬉しいです!
そしてもし読んでくださっている方がいたら、是非声をかけてください!!
嬉しいです🐈
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も猫のいる暮らしの布教活動をします(笑)
「年末の思い出」