家づくりの記録コラム
【一宮の家】配筋検査・コンクリート打設
こんにちは🐈村田です
今は秋なのでしょうか?
もう冬じゃんという気温ですよね・・・
皆さんお体にはお気を付けくださいね。
昨日、朝起きて、家の中が寒すぎてびっくりしたのですが、
外に出るとさらに寒くて・・・
朝イチに担当させていただいている物件に、用事があって行ったのですが
エアコンついてないのに暖かくて・・・
あぁこれが高気密、高断熱住宅か・・・と。
そこの物件は建築家 戸田悟史 先生の設計なのですが、
先生が図面を見せてくれながら
ここの窓から日が入るよ、ここまで日が入るよって言ったところにちゃんと日が入ってて
建築家って完成までイメージで来ているんだなって、
そりゃそうなんだろうけど感動しました。
お施主さんに見てもらえるの楽しみだなぁ~って、思いながら作業をしました。
あ、ここからが本題です。
モデルハウス、配筋検査は見に行けなかったけど、コンクリート打設見に行ってきました!
配筋検査は見たかったけど行けない・・・って嘆いていたら
社長が配筋検査のついでに写真を撮ってきてくれました。
地中梁です
ここまでくるともう早くて、私が見に行く前に、今日のコンクリート打設の日を迎えてしまった。
8:30・・・寒くて寒くて白い息も出てるくらい。
職人さん、警備員さん朝からご苦労様です。
下記、コンクリート打設の様子ですが、私も難しい言葉、難しくって嫌いなので(伝わらんかったら意味ないよねって思うので)
村田風に(だいぶ)砕いて書きます。
※詳しく知りたい方、聞きたい方は別途お問合せ下さい。
先に社長が到着されてました。
今日使ったコンクリートはコンクリートの破壊検査を後日行うために、
コンクリートを専用の容器に詰めて(一番左の筒に入ってるやつ)少し持ちかえられます。
塩化物の検査(中央のリトマス紙的なやつ)はコンクリート中に含まれる塩化物の検査。
多いとダメらしい。規定の範囲か現場でも確認するんだって。
そしてコンクリートの粘り気(ゆるさ)の具合など証明するために実演?(真ん中の人間の身長測るやつみたいなやつ)で見せてくれます。
ベタ基礎一体打ちは難しいらしく、しゃばしゃばのコンクリートだったら基礎の立ち上がり部分が作れなくて
硬すぎるとそれはそれでだめで。
これらの確認は全て工務店側の立会いが必要。
真冬とか、真夏とか気温などによって数値は変わるらしく、補正も必要なんだって。
ちなみにこの日のコンクリートの配合計画書や破壊検査の結果やこのリトマス紙は、
お引渡しの際にはまとめて施主様にお渡しします。
そしてミキサー車から、ポンプ車?ホースの車にコンクリートを移します。
ホース長すぎて見切れてます。
とにかく長いの、上からホースをつたってコンクリが流れてくるけど、
このホースを持っている人は本当にしんどそう・・・といつも思う。
私なんかがやったら肩も腕もやられてまう・・・
ミキサー車はこの日は全部で6車。
毎度、毎度必ずこの紙を持て来てくれます。
納品書兼コンクリートの中身の成分表的な事を書いてます。
「これが大事なんだ」って教えてくれました。
「強度」の数字が特に大事。
↓こちらの方は外基礎断熱の断熱材パフォームガードの上にコンクリを手で乗せてます。
なんでそんなことしてるんですか?って聞いたら
「この後コンクリートを天端に流すときにときに、
型枠(外側)と断熱材の間に隙間があると、
コンクリートが隙間に流れてしまってちゃんと基礎も作れないし外断熱にならないから、
隙間に落ちていかないようにあえてこうやってしてるんです(コーキングのように)」
って教えてくれました。
なるほど!!同時に、このちまちました作業を全部手作業でやってくれてて感動した。
みんなそうやけどずっと下向いてるから首痛くなるでな・・・絶対><
(ちなみに木を持ってる人は、レベル(高さ)を測ってくれてる人です。)
↓コンクリを流してくれてる人(青の手)と、機械を使って振動させてコンクリの中の気泡を潰してくれてる人。
この振動させる機械、ただの棒に見えるけど、めっちゃ振動してます。音も結構ある。
動画が一番わかりやすいんやけど画像しか無理でごめんなさい。
振動させるとちゃんと気泡が抜けて、コンクリートをならすイメージです。
例えるならケーキを作るときに、生地を型に流した後、「トントン」って上に持ち上げて型ごと下に落として
中の気泡を抜くのと同じ。
ほんとにこの機械を使ったらすーっとならされていきます。
この作業が一番見てて楽しいなって個人的に思う。笑
私はこの後一旦自分の仕事に戻るために、事務所へ。
社長より後に来て、社長より先に現場を離れる・・・なんて奴だ。
でも昼過ぎに見行ってきました!
朝のこれが・・・
こうなってました。
めっちゃ綺麗になってる!
私、毎回思うんやけど、
基礎って床下点検口をのぞかな見えないんですよ。
見えないのに、本当にきれいに仕上げてくださって丁寧さを感じる。
と、
大まかですがコンクリート打設の風景はこんな感じです。
この作業は家の足元になる大事な作業です。
そんなこと言ったら、配筋から地盤調査も、地盤改良工事も大事なんだけど。
ん?それを設計するにあたり、構造計算も大事で、性能を担保する図面を書ける事も大事で。
・・・全部大事でした。
これだから性能って大事なんだよ。
性能が好きなんだよ私。
基礎屋さんじゃないから、一体打ちの大変さは正直分からないけど、
相当技術が必要で、相当大変(めんどくさい)らしいです。
その分、費用も高くなっちゃうのもある。
あ、そうそうココだけの話なんだけど
私、色んな所で噂を聞くの。
河合社長は学生時代、コンクリートの勉強をしてて毎日コンクリート練ってたらしい
それ故に、基礎コンクリートにはうるさいらしい。
コンクリートにうるさいって社外の人にめっちゃ言われてて、ちょっと面白い。
ちなみに河合社長が一体打ちにこだわるのは、
1%でもシロアリが入ってくる可能性があるなんて嫌じゃん
強度が1%でも上がるなら、いい方を選びたいじゃん
という気持ちで、昔から一体打ちベタ基礎にこだわっているそうです。
それだけこだわってくれているし、知識もあるってすごいことです。
私も営業として発信する立場としても、これからここに住むものとしてもとっても嬉しいです。
ざっくりの話でしたが、
もっと詳しく知りたいって方はお問合せいただければと思います。
以上、今日のお話でした!
ありがとうございました!