家づくりの記録コラム
【一宮の家】プレヒアリング
こんにちは🐈村田です
今回は担当さんに行っていただく「プレヒアリング」のおはなし。
プレヒアリングとは
建築家の先生とのヒアリングの前に、まず河合工務店の担当と
お家の中身や暮らし方にについてお話をする、言わば練習みたいなものです。
急に建築家の先生に話してみてと言われると、意外と難しく
何を話したらいいんだろうとか、どうやって伝えればいいんだろう・・・
となってしまうので、まずは練習と思ってお話をしてください。
もちろん住まわれる方全員ご参加くださいね。
プレヒアリングを行うことで担当者さんにも自分の好みとか、要望を伝え共有でき
「お家づくりプロジェクト」として同じ方向を向いて進めていけます。
で、今回はそのプレヒアリングを実際に行ってみた私のお話です。
5/1(月)小林さんとのプレヒアリング
私たち夫婦が提出した暮らしのカルテを基に小林さんが
色々と質問をして、私たちの要望書を深堀してくれます。
(実は始まる直前まで、私はガチガチに緊張していて、喉もカラカラでした(笑)
会社の人たちに、自分や家族の暮らしをさらけ出すの恥ずかしいですよね・・・。)
あなたにとって「家」ってどういうところですか?
リビングでは何をして過ごしますか?
今のお家で困っている事などなど・・・
家族とのコミュニケーションや、家族間のプライバシーもオープンにしたい
という私たちの要望から、
「幼少期はどうやって過ごしてましたか?」と私たちのバックボーンも深堀。
「なるほど、だからこの要望なんだねと」などと、私たちも言われて初めて気づいたこともあって面白かったです。
要望として窓は大きいものがあるといいし、外を見たいし、外を感じていたい、家の中から木が見えててほしいな・・・
けど、外には出たくない私たち。
外が好きなんだか、嫌いなんだか分からない、ちぐはぐな要望もしっかり聞いてくれました(笑)
ただ楽しくお話していたように思ってたけど、お打合せ後に返ってきた暮らしのカルテには赤ペンがたくさん!
終わった直後、率直な感想は「疲れた~」と夫婦ともにぐったり・・・。
(小林さんが疲れてますよね。ごめんなさい)
決して悪い意味ではなく、
私も同じお仕事をしているからこそ、沢山質問されることも分かってたけど
改めて
暮らしや住まい空間や使い方の事、今まで考えたことのなったような質問も多くて
考えて、考えて、語彙力がない中で自分たちの感覚を伝えるのが難しかったです。
でもこの日をきっかけに、最近は日々の暮らしの中で、
「どういう空間が落ち着くのだろう」
「収納はどこにあると使いやすいのかな?」
「あんなに言ってた日の入り方、実は直射日光みたいな眩しいのは嫌かも・・・」
とかすごく考えるようになりました。
今回のプレヒアリングはあくまでも【プレ】であって、
次回の建築家とのヒアリングの事前準備。
普段使わない脳もほぐれたので、次回は先生にもしっかり要望を伝えられるように、
気張らず、楽しく望みたいです!
一宮モデルを設計いただく建築家「稲沢謙吾」先生の紹介です↓
建築家/稲沢 謙吾(Kengo Inazawa)
1969 石川県生まれ
1989 東京都立品川高等技術専門校 建築設計科 卒業
1989-2000 株式会社古平真建築研究所
2001 椙設計室一級建築士事務所設立